英国大学の学位証明書を海外で使用するには
英国の大学が発行した学位証明書や成績証明書を、海外での就職、進学、移住、ビザ申請、資格登録に提出する場合、まず提出先の要件を確認する必要があります。Ginkgo Advisory は、イングランド・ウェールズで資格を有するソリシター(英国の法律専門職)の監督のもと、大学での学位照会、適切な書類認証、英国外務省(FCDO)のアポスティーユ、必要に応じた大使館認証を一括して手配します。すでに英国国外にお住まいの方も、遠隔で相談を始められます。
学位証明書と成績証明書の違い
学位証明書は授与された学位と授与大学を示します。成績証明書(Academic Transcript)には履修科目、成績、単位が記載されます。提出先によっては一方のみ、または両方が必要となり、原本・認証コピーの指定や書類ごとの別個のアポスティーユが求められることもあります。
大学による学位の真偽確認を先に実施
学位そのものの真正性を証明する場合、まず実際に学位を授与した大学を特定します。そのうえで利用可能なら 英国の学位確認システム HEDD を利用し、対応していない大学では学籍担当部署や大学の公式デジタルシステムに直接照会します。すべての英国大学がHEDDのオンライン確認に対応しているわけではありません。通常、卒業生本人の同意が必要です。
原本と相違ないコピーの認証と学位の真正性確認
ソリシターによる Certified True Copy は、提示された書類とコピーが一致することを示しますが、大学が実際に学位を授与したことまでは自動的に証明しません。提出先が真正性を求める場合は、大学から取得した信頼できる確認資料に基づき、証拠の範囲に合った認証文を作成します。
FCDO特急アポスティーユ:2営業日
大学照会とソリシター認証の完了後、対象となる書類についてFCDOアポスティーユの2営業日特急サービスをご案内できます。この期間は書類の準備・受理後のアポスティーユ工程のみであり、大学照会、認証文作成、休日、大使館手続、配送には別途時間がかかります。アポスティーユが証明するのは英国の署名・印章等であり、成績内容そのものではありません。英国政府の公式案内をご参照ください。
UAE・カタール・クウェート向けの大使館認証
アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、クウェートで利用する書類については、提出先によって大使館・領事館、さらに現地外務省による追加認証が必要となる場合があります。書類や用途ごとに確認した上で、必要な大使館認証を手配します。ハーグ条約の適用状況は HCCHの公式一覧で確認できます。
ご依頼の流れ
- 学位証明書、成績証明書、大学名、使用国、提出先の指示をご共有ください。
- 必要な同意を取得し、大学の記録を確認します。
- ソリシターが各書類に適切な認証を行います。
- 提出先が認める紙または電子アポスティーユを手配します。
- 必要に応じて大使館認証と国際配送まで対応します。
学位照会の省略、不適切な認証文、認められていない電子形式などは差戻しの原因になります。英国学位アポスティーユサービスと電子アポスティーユもご覧ください。
